- その他
- 豆知識
日本人は9,000年前から食べていた!? そばのおいしい食べ方とは?
そばと一言で言ってもざるそば、もりそば、かけそば、つけそば、といろいろな種類があることを知ってましたか?そばの作り方や健康効果、そば屋の種類やおいしい食べ方などをわかりやすく紹介します。
この記事にはアフィリエイトリンクが含まれている場合があります。アフィリエイトリンクを経由して購入された場合、あなたからの追加費用なしで私たちはコミッションを得る可能性があります。
「そば」って何だ?
日本人はそばを好んでよく食べます。そもそも、そばという食品は「そばの実」(タデ科の植物)からつくられる、そば粉を主原料とする麺です。
最近では、一風堂のように日本の人気ラーメン店が積極的に海外へと進出する時代なので、海外では「日本の麺」と言ったらそばよりもラーメンのほうが有名かもしれませんね。
しかし日本人のソウルフードの1つとも言えるそばを、私たちはずいぶんと昔から食べてきたと言われています。9,000年以上昔の遺跡からそばの花粉が見つかったため、私たちの祖先はその頃からそばの実を栽培して食べていたと考えられているそうです。
2種類の形態がある日本のそば屋さん
それでは早速、そば屋さんに行ってみましょう!
まず、日本のそば屋さんには大きく分けて2種類の形態があることを知っておきましょう。
1つはファストフード的にそばを楽しむお店で、そばを食べたらさっと出ていくお客さんが大半を占めます。この形態は「立ち食いそば」と呼ばれることもありますが、今は席のあるお店も多くなっています。
具体的な店名をあげると、富士そばなどがあります。もちろん、「何分以内に急いで食べなければいけない」といったルールは一切ないのでご安心を!
名代 富士そば
■住所: 東京を中心に複数店を展開
■電話番号: 各店舗に確認
■営業時間: 各店舗による
■定休日: 各店舗による
もう1つはお酒も一緒に楽しみながら、ゆっくりとそばを食べられるお店です。この形態のお店には、そば以外にも玉子焼きや焼き海苔、板わさ(かまぼこに醤油やワサビをつけて、お刺身のように食べる)といったツマミがあるところが特徴です。
老舗も多く、具体的な店名をあげると、砂場や更科などがあります。立ち食いそばのほうがリーズナブルですが、日本人はサッサと食事をしたいか、ゆっくりそばの味を楽しむかなどの用途に合わせて使い分けをしています。
虎ノ門大坂屋砂場 本店
■住所: 東京都港区虎ノ門1-10-6
■営業時間: 平日11:00am~8:00pm、土曜11:00am~3:00pm
■定休日: 日曜日、祝日、振替休日
総本家更科堀井 麻布本店
■住所: 東京都港区元麻布3-11-4
■営業時間: 平日11:30am~8:30pm、土曜・日曜・祝日11:00am~8:30pm
■定休日: 年中無休
そばのおいしい食べ方って?
そばは「冷たいそば」と「温かいそば」の2種類があります。
(1) 冷たいそば
“通”は冷たいそばの「ざる」や「もり」。どちらも茹でたそばを冷水でしめてザルにのせてあり、そばつゆにつけて食べます。まずは何もつけずにそばだけを食べ、その店のそばの味を確かめると言います。そば本来の味わいを楽しみたい方はトライしてみるとよいでしょう。余談ですが、一般的にざるそばは、もりそばに海苔がかかっているだけで、だいぶ価格が高くなるので、もりそばから頼んでみることをおススメします。
(2) 温かいそば
温かいそばにはシンプルなかけそばから、天ぷらそば、山菜そば、月見そば(生卵を入れたもの)、鴨南蛮(鴨肉とネギ入り)など、たくさんの種類があります。そのときの気分や好みによって色々なそばを楽しむことができて、体も温まるのもうれしいところ。
冷たいそば、温かいそば、どちらもおいしい食べ方はズズーッとすすって食べることです。海外では下品な食べ方かもしれませんが、日本ではこれが正しいそばの食べ方。そば屋さんでは老若男女問わず、みんながおいしそうにそばをすすって食べます。すすって食べることで、そばの香りをより楽しめるといわれています。日本に来たら、ぜひそばをすすって食べてみてください。
この記事に掲載されている情報は、公開時点のものです。