東京で地元民に人気のおすすめ銭湯5選

1. 目黒・光明泉(こうめいせん)

創業45年の「光明泉」は親子三世代で継承する銭湯。2014年3月に全面改装オープンしたため、近代的な造りとなっています。木のぬくもりあふれるエントランスを抜けると、白を基調とした清潔感ある脱衣所がお出迎え。浴室は高濃度炭酸泉、人工ラジウム泉、サウナ室、水風呂と豊富に取り揃えており、東京の銭湯では珍しい露天風呂を屋上に完備。東京の空を見上げながらの入浴は格別です。フロア全面が木に囲まれた空間は、温泉旅館にいるような気分を味わえます。ゆったりとした時間を楽しみましょう。毎週金曜に男湯と女湯が入れ替わるので、再度訪れた時は違うお風呂を楽しめるかも?ホームページには英語による入浴ガイドもあり、訪日外国人に優しい銭湯です。

2. 南麻布・麻布黒美水温泉 竹の湯

創業102年の「竹の湯 」は温泉を提供する銭湯。「麻布黒美水（こくびすい）温泉」と呼ばれる湯の色はなんと、コーヒーのような黒褐色。泥炭と言われる太古の植物が変化した物質や海底の泥、火山灰などが地下水に溶け出したため、お湯は黒褐色に。「泥に入ったように汚れないの？」と思うかもしれませんが、濁っていない、透明のお湯です。物質が完全にお湯に溶けているので、沈殿したり、体にくっついたりすることはありません。このお湯に入ると肌がつるつるになると言われており、湯の名前に漢字の美が入っています。浴槽は熱め(43℃～44℃)とぬるめ(39℃～41℃)を提供。熱いお湯に慣れない方でも入りやすい温度を提供しています。別料金を払えばサウナも利用できます。

3. 南青山・清水湯(しみずゆ)

若者の街・原宿や表参道で、買い物ついでに訪れられる温泉が、創業100年の老舗銭湯「清水湯」。東京メトロ「表参道駅」A4出口より徒歩2分と最高の立地。ショッピングの後に銭湯に寄ってリフレッシュ、なんてこともできる場所です。「清水湯」の名前の由来はかつてこの地にきれいな湧水が湧いていたからなんだからとか。お風呂は、強さや部位など3タイプのバリエーションが楽しめるジェットバス、水風呂、高濃度炭酸泉、そしてミクロの泡がでるシルク風呂などがあり、どれも健康と美容にこだわった造りがウリです。サウナコースを選ぶとサウナも楽しめます。店内は創業100年ですがとっても綺麗。カウンターでソフトクリームや生ビールも販売しているので、お風呂上りにいただいてみるものいいですね！アクセスの良いこの銭湯で、健康と美容を磨いてみてはいかがでしょうか？

4. 北品川・北品川温泉 天神湯(てんじんゆ)

「天神湯」は、木をふんだんに用いたモダンなインテリアで、ここが日本だということを忘れてしまうような銭湯です。新しさと親しみやすさを兼ね備えたこの銭湯は、内湯と半露天風呂があり、半露天風呂には「黒湯」を用いています。ジェットバスも種類豊富に設置されており、疲れた体を癒すのに最適な施設と言えるでしょう。また、ここのお湯は日本のテレビ番組で、健康のために効果の期待できる温泉としても紹介されるほど。山奥の温泉に行かずとも、都心の中でお湯の効能が楽しめる便利なスポットと言えます。旅行のスケジュールの合間をぬって、この銭湯も訪問してみてはいかがでしょうか？手軽にお湯の効能を実感できることうけあいです。

5. 武蔵小山・清水湯(しみずゆ)

銭湯料金で、2種類の天然温泉を楽しめる「清水湯」。同じ敷地から2つの天然温泉が湧出しているのは珍しいですが、その湯の色は「澄んだ濃い目の琥珀色（黒湯）」と「黄金」という特徴的な色になっています。黒湯温泉は深さ200メートル。100～200万年前の地層から湧き出ており、「黄金」の湯は深さ1,500メートルから500万年前の上総層群から湧き出ています。ここまで深い層のお湯が湧き出ているのは銭湯としては初めてだそうです。また、この「黄金」の湯は、銭湯では珍しく療養泉(治療を目的として提供できる温泉)にも認定されています。露天風呂も完備しているので、新鮮な自然の空気を感じながら「黒湯」「金色」両方の天然温泉を満喫してください！また、デッキチェアが設置されていますので、火照った体を労わり、星空や竹の囀りを感じてみましょう。日本の観光でお手軽に温泉を楽しみたい方にぜひおすすめしたい銭湯です。

東京都内なら、一律大人460円、小学生180円と手軽な値段で楽しめる銭湯。日本ならではな温もり溢れる文化を楽しんでみてはいかがでしょうか？