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金沢から足をのばして行ける北陸の絶景スポット5選
日本海に面した北陸地方には絶景スポットがたくさん!今回は金沢から足をのばして行きたいおすすめのスポットを北からご紹介します。
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1. 星峠の棚田
新潟県十日町市の松代地域には大小様々な棚田がいくつも点在しています。なかでもこちらの「星峠の棚田」は日本一の棚田として有名。田んぼの水面に空が鏡のように映し出される「水鏡」の時季は特に美しく、その幻想的な景観に見とれてしばし時が経つのを忘れてしまうほど。水鏡は例年、雪解けから田植えの6月まで、または稲刈りの終わった10月~11月に見ることができます。また、それ以外の季節でも緑豊かな夏、たわわに実った黄金色の稲がなびく秋など、その季節ごとに移りゆく絶景を楽しむことができます。
ただし、棚田は傾斜地を先人たちが苦労に苦労を重ねて開墾、作ってきた農作地。観光地ではなく、現在でも大切に稲が育てられている私有地です。田んぼには勝手に入らず、ゴミは持ち帰る、作業中の方を無断で撮影しないなど、訪れる際にはマナーを守ってくださいね。
2. みくりが池
多くの登山客が訪れる北アルプスの立山連峰。日本最高所の駅「室堂(むろどう)」があり、この室堂ターミナルから起伏の少ない遊歩道を10分ほど歩くと現れるのが、この「みくりが池」。例年11月~6月頃までは雪に覆われていますが、7月から10月には澄んだ紺碧の湖面と後ろに広がる立山連峰の絶景が眺められます。広さは約3ha、深さは15m、周囲631mと、室堂では最大の池で、周辺は高山植物の種類も豊富。また、運がよければ「ライチョウ(特別天然記念物で高山にのみ生息する日本固有の鳥)」が見られることも。立山を訪れた際にはぜひ行って欲しい絶景スポットです。
3. 姥ヶ滝(うばがたき)
豪雪地帯特有の建築法、合掌造りの集落として世界遺産に登録された「白川郷」から、有料道路・白山白川郷ホワイトロードで約1時間。岸壁を滑り落ちるように幾千もの細かい白い流れが続く落差76m、幅100mもの名瀑です。まるで老婆(姥)が白髪を振り乱したように見えることから、この名がつけられたと言われます。滝の下まで遊歩道が整備されており、近くの蛇谷園地駐車場から徒歩約15分ですが、車道からも眺めることができます。また、白山白川郷ホワイトロード沿いには、他にも「ふくべの大滝」など数多くの滝があるので、ドライブがてら訪れてみるのもいいかもしれませんね。
4. 能登金剛(のとこんごう)
福浦港から関野鼻までの海岸線に広がる、断崖と奇岩が続く能登半島を代表する景勝地です。なかでも幅6m、高さ15m、奥行き60mもの洞門があいた「巌門(がんもん)」は「能登金剛」を代表する絶景スポット。遊覧船も出ているので、海上から眺めるのも一興です。また、松本清張(近代日本を代表する作家)の代表作のひとつである「ゼロの焦点」という推理小説の舞台ともなった、高さ35mもの断崖絶壁「ヤセの断崖」から一望する日本海もおすすめ。自然が造り出した荒々しい景観が楽しめるスポットです。
遊歩道より見る「ヤセの断崖」
5. 東尋坊(とうじんぼう)
日本海の荒波によって浸食された断崖絶壁が約1kmに渡って海岸線に続く、国の名勝・天然記念物に指定された景勝地。特に「輝石安山岩の柱状節理」と呼ばれる柱状の珍しい奇岩は、世界にも「東尋坊」を含め、3カ所しかないと言われています。柵もなく、水面から25mもの高さから覗く景色はスリリングながらも絶景。また、ライオンに見える「ライオン岩」などの奇岩を巡る観光遊覧船や、近くには遠く能登半島まで見渡せる「東尋坊タワー」、昔ながらの土産物店や食事処もたくさんあるので、色々な楽しみ方ができるスポットです。
いかがでしたか?古都金沢の周りには北陸特有の絶景スポットが数多くあります。せっかく来たのなら、ぜひ訪れてみてくださいね!
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