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桜咲く春に食べたい!東京のおすすめ和菓子5選
移り変わる季節感が細やかに反映される「和菓子」。春には、花をかたどったものや旬の果物を使ったものなど、目でも舌でも新しい季節の訪れを感じられる商品が店頭に並びます。今回は都内で買えるおすすめ和菓子5選をご紹介!
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1. 御菓子司 塩野「生菓子」
1947年創業の老舗和菓子屋です。四季折々の商品を多数展開していますが、中でもおすすめなのが、愛らしい見た目の「生菓子(1個370円~)」。生菓子とは、水分を多く含んだしっとりとやわらかな食感の和菓子全般のこと。小豆あん(小豆などを煮てつぶし、砂糖を加えて練ったもの)や、求肥(ぎゅうひ・餅米粉に砂糖などを加えて煮つめ、練り上げたもの)で成型したものなど、いろいろな種類があります。繊細な細工がほどこされているものが多く、春には桜の花をモチーフにしたものなどが登場!月ごとに約10種類ほど(種類数変動あり)販売されており、その可憐なルックスと上品な甘さで人気を博しています。
※画像はイメージです
2. 銀座甘楽(かんら)「いちご大福」
銀座にある本店のほか多数の支店を構える人気店。「豆大福(小豆のあんとエンドウ豆を、お餅でくるんで蒸したもの)」で有名なお店ですが、春におすすめしたいのは、生のいちごを餡とお餅でくるんだ「いちご大福(1個237円(税込))」です。一般的には、いちご大福は茶色い小豆あんを使ったものが多いのですが、こちらでは見た目にも春らしい白あん(茹でたいんげん豆をつぶし、砂糖を加えて練ったもの)を使用。新鮮ないちごの甘酸っぱさと、白あんの品のよい甘さが広がり、お口の中が「春」になること間違いなしの一品です。
※画像はイメージです
3. 赤坂青野「桜もち」
かのスティーヴ・ジョブズ氏にも愛されたことで知られる和菓子店です。種類豊富な商品の中で、おすすめは春限定の「桜もち」。水溶き小麦粉を薄く焼いた生地で小豆あんをくるみ、さらにそれを塩漬けにした桜の葉で巻いた、桜の良い香りが広がる、日本人の春の定番和菓子です。桜餅は、関東と関西、発祥した地方によって生地の種類が異なるのですが、こちらでは関東風のタイプを販売。関西風は道明寺粉(餅米を蒸して干してから粗く挽いたもの)から作る生地を使用します。東京でも関西風のものを販売しているお店もあるので、食べ比べてみるのも面白いかもしれません。
※画像はイメージです
※画像は関西風桜餅のイメージです
4. 髙木屋老舗「草だんご」
東京の下町にある人気店。日蓮宗(仏教の宗派のひとつ)の寺院・柴又帝釈天の参道に立ち、テイクアウト&おみやげ店と喫茶店の2店舗を展開しています。名物は「草だんご(5粒350円・テイクアウトは12粒650円~)」。春に芽吹くヨモギの新芽を練り込んだお餅に小豆あんをかけて食べるもので、爽やかな風味が特徴です。また、この和菓子は、お店によってはお餅の中にあんを包みこんだ形状のものもあり、名称もよもぎ餅、草餅などさまざま。味も香りも春を運ぶ、すがすがしい一品です。
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5. あわ家惣兵衛「さくら最中(もなか)」
都内を中心に多数の店舗を構える人気店です。さまざまな種類の商品を販売していますが、中でもおすすめは春限定の「さくら最中(1個216円(税込))」。桜の花をモチーフにした愛らしい一品です。最中とは、薄い皮(水で練った餅米粉を蒸してから焼いたもの)で、小豆あんなどを挟んだ伝統的な和菓子のこと。一般的に食感はパリパリしているものが多いのですが、この最中はしっとりとした質感が特徴です。中に挟み込まれているのは、桜あん(桜リキュールを加えた白いんげん豆のあん)と、絶妙な歯ごたえの求肥餅。スイートな桜の風味が春にぴったりです。
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今回ご紹介したお店以外でも、東京中の和菓子店でさまざまな春の商品が販売されます。いろいろなお店をめぐって日本の春を堪能してくださいね!
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