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神奈川で紫陽花が楽しめるスポット5選
梅雨時は雨が多く、観光には不向きのシーズンと思われがちですが、その時季に見頃を迎えるのが紫陽花。今回は神奈川県で紫陽花が見られる絶景スポットをご紹介します。
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1. 長谷寺(鎌倉)
観音山の山腹に広がる「長谷寺」は、四季折々の花が境内全域を彩り、花が絶えることがないことから「鎌倉の西方極楽浄土」と呼ばれています。主要堂宇が立ち並ぶ上境内には鎌倉随一の眺望を望むことができると評判の見晴台と、傾斜地を利用した眺望散策路があり、約40種・2,500株の紫陽花が植えられています。長谷寺の紫陽花は斜面に咲いているので、見上げたり、見下ろしたりと様々な角度から紫陽花鑑賞ができます。また、散策路の上からは由比ヶ浜の海や鎌倉市街を眺めながら紫陽花を楽しむことができますよ。
紫陽花の見頃は6月中旬~下旬です。
2. 明月院(鎌倉)
鎌倉の紫陽花は、5月下旬頃から色づきはじめ、6月上旬から中旬頃に見頃を迎えます。6月になると鎌倉全域で色とりどりの美しい紫陽花を見ることができますが、鎌倉随一の紫陽花の名所として知られているのが「明月院」です。「紫陽花寺」とも呼ばれる明月院に植えられた紫陽花はおよそ2,500株。そのほとんどが日本古来種の「姫紫陽花」で、日を追うごとに淡い青色から濃く鮮やかな青色に変化していきます。6月になり紫陽花が見頃を迎えると、境内は深い海の色のように青い紫陽花で埋め尽くされます。境内に置かれた「花想い地蔵」はこの季節になると紫陽花の花を抱え訪れる人々を歓迎してくれるので、こちらも忘れずにお参りしてくださいね。
紫陽花の見頃は6月中旬~下旬です。
明月院ブルーと呼ばれる明月院の紫陽花
3. 三溪園(横浜)
東京湾を望む横浜市の東南部・本牧にある「三溪園」には、京都や鎌倉などから移築された古建築17棟が庭園の自然と調和するように配置されており、そのうち10件12棟は国の重要文化財に指定されています。
園内では桜や藤、睡蓮など四季を通じて様々な花を見ることができます。6月に見頃を迎える紫陽花は園内各所に咲いていて、園内を自由に散策しながら楽しむことができます。名建築を華やかに彩る紫陽花は見応えたっぷり。自然と人造物の見事な調和を思う存分堪能できるおすすめのスポットです。
紫陽花の見頃は6月上旬~下旬です。
4. 東慶寺(鎌倉)
1285年開創の「東慶寺」。創建時から1902年までは男子禁制の尼寺で、女人救済の駆け込み寺または縁切り寺として不憫な女性を救済してきました。現在は男性が住職を務める禅寺となっています。かつての尼寺の風情が今も残る境内には梅や花菖蒲、紫陽花など様々な花が植えられており、四季折々の花を楽しむことができます。紫陽花の季節になると、茅葺きの山門へと至る階段の両側には紫の玉紫陽花と額紫陽花が参道を覆うように咲き乱れ、とても見ごたえがあります。境内奥にある菖蒲田では、紫陽花と同時期に花菖蒲が見頃を迎えるのでこちらもお見逃しなく。その他境内にはイワタバコ、イワガラミ、ホタルブクロ、ナデシコなど様々な花が咲いているので、どんな花が咲いているのか探しながらゆっくり散策するのもおすすめです。
紫陽花の見頃は6月中旬~下旬です。
5. 葉山あじさい公園(葉山)
三ヶ岡山中腹・三ヶ岡山ハイキングコースの入り口のひとつでもある「葉山あじさい公園」は、神奈川のあじさいの名所として知られています。園内には日本紫陽花や額紫陽花をはじめとする約3,000株の紫陽花が植えられていて、6月になると青、紫、ピンクなど色とりどりの紫陽花の花が咲き誇ります。その美しさは「神奈川の花の名所100選」の一つに選ばれるほどです。高台にある公園からは相模湾が一望でき、天気が良ければ丹沢・富士山が見える事もあります。海風に吹かれながら紫陽花を鑑賞できるとても贅沢なスポットですよ。
紫陽花の見頃は6月中旬~下旬です。
いかがでしたか?神奈川には梅雨時の観光が楽しみになるような素敵なスポットがまだまだ沢山あります。お天気が悪いからといって億劫がらずにぜひこの季節だけの美しい景色を見に行ってくださいね。
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