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5〜6月に楽しめる!沖縄の海の祭典「ハーリー(ハーレー)」5選
沖縄の5〜6月のイベントといえば「ハーリー(ハーレー)」。チーム対抗の舟こぎ競漕が繰り広げられる海の祭典なんですよ。今回は沖縄本島各地で行われるハーリー(ハーレー)行事を5つピックアップしてご紹介!
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「ハーリー(ハーレー)」とは?
「ハーリー」とは、沖縄に古くから伝わる海の祭典のこと。糸満などの一部地域では「ハーレー」とも呼ばれています。豊漁や航海安全を祈願する行事で、旧暦の5月4日に県内各地で開催(例外もあり)。サバニや爬龍船と呼ばれる伝統漁船を使って舟こぎ競漕を行う、活気あふれるイベントです。
もともとは漁師のお祭りでしたが、現在は地域の行事として一般からの参加も多数。「御願ハーリー(御願バーレー)」といった神に捧げる儀式的なハーリーのほか、青年会や企業団体など、さまざまなチームによる白熱のレースが見どころです。
1. 糸満ハーレー
「糸満ハーレー」は、約500年もの歴史を誇るハーレー行事。会場は、沖縄を代表する漁師町。本島南端の糸満市西岸にある糸満漁港中地区で開催されます。
見どころは、古式の衣装を身にまとって競漕する「本バーリー」。「御願バーレー」のほか、優れた漕ぎ手が早さを競う迫力満点の「アガイスーブ(上がりハーリー)」、途中で舟を転覆させ、それを起こして再び漕ぎ出す「クンヌカセー(転覆競漕)」の3種目で構成されています。
レースの合間に行われる「アヒル捕り競争」は、誰でも参加OK。海に放たれた30羽のアヒルを捕まえる大人気のプログラムです。
開催日:2017年5月29日(月)
2. 名城ハーリー
糸満市の西岸、北名城ビーチで行われるのが「名城ハーリー」。白砂が美しいビーチで行われるので、より沖縄らしい環境で見学することができますよ。
こちらのハーリーはゴールの仕方が特徴的。浜から沖に向かって舟を漕ぎ、折り返して浜に戻って、木にぶら下がる酒瓶を取ったチームが勝者となります。「御願ハーレー」のほか、一般や子ども部門のレースも行われ、ハーリー終了後には奉納踊りをする青年たちが集落内を練り歩きます。
開催日:2017年5月29日(月)
3. 健堅ハーリー大会
本島北部の国頭郡本部町・浜崎漁港では、旧暦5月4日の次の日曜に「健堅ハーリー大会」が開催されます。
行事は、祠の前で祈りを捧げ、「御願バーリー」からスタート。午後から行われる「遊びハーリー」では、小学生による「ちびっこハーリー」や青年会や消防団による「年代別対応ハーリー」を実施。飛び入り参加OKの「体験ハーリー」もあるので、ぜひチャレンジしてみてくださいね。
開催日:2017年6月4日(日)
4. 那覇ハーリー
600年もの歴史がある「那覇ハーリー」は、県内最大規模のハーリー行事。毎年5月3日〜5日に那覇港新港ふ頭で行われ、ハーリーのほか特設ステージでのイベントや、打ち上げ花火、屋台の出店などで賑わいます。
最大の見どころは、最終日の「御願バーリー」と「本バーリー」。古式の衣装を着て、ハーリー唄を歌い、空手演舞を披露しながらゆっくり回遊する御願バーリーは荘厳な雰囲気。一方、本バーリーは、その年の覇者を決定する迫力満点の競漕です。
実際にハーリーに乗ってみたいという方は、体験乗船ができる2日目がおすすめ。初日には、中学生によるハーリーが繰り広げられます。
開催期間:2017年5月3日(水)〜2017年5月5日(金)
5. 海神祭 前兼久ハーリー
リゾートエリアとしても人気の高い恩納村・前兼久漁港で開催されるのが「海神祭 前兼久ハーリー」。100年近くの歴史がある伝統行事です。
拝所や祠で神様に拝み、「御願ハーリー」の儀式を催行。最も盛り上がりを見せるのは青年会や企業団体などのチームが参加する「職域ハーリー」。「転覆競漕」や「上がりハーリー」、中学生による競漕も行われます。そのほか、ジェットスキーのデモンストレーションや、屋台の出店などの楽しみもあるんですよ。
開催日:2017年5月29日(月)
※画像はイメージです
開催日やプログラム、飛び入り参加の可否など、地域によって内容はさまざま。大規模に行われる地域もあれば、こぢんまりとした地域もあるので、好みにあったハーリーやハーレーに参加してみてくださいね。
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