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知っておけば楽しさ倍増!「神社」のトリビア
日本の観光スポットといえば「神社」が有名ですよね。トリビアを知っていれば、訪れた時より楽しめること間違いなし!今回の記事では神社にまつわるあれこれを紹介します。
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1. 神社にはどんな神さまが祀られているの?
どの神社にもそれぞれ信仰対象となる神さまがいます。たとえば伊勢神宮の太陽の神や、愛宕神社の火の神、南宮大社の金属の神など。自然そのものを神格化したものや、神話に登場する神(出雲大社の国造りの神)、歴史上の人物(日光東照宮の徳川家康)などを祀る神社もあります。そのほかにも、漬物の神を祀った「萱津神社」やお菓子の神を祀った兵庫県の「中嶋神社」のような神社もあるんですよ。
2. 日本には八百万の神さまがいる?
「八百万の神(やおよろずのかみ)」とは日本に存在する神々の総称です。「八百万」は文字では800万と書きますが、実際の数を表すものではなく「非常にたくさん」という意味。日本人は古代よりさまざまなものを神として崇めてきたため、数え切れないほど多くの神が存在するのです。山や川などの自然、猿などの動物、剣や鏡などの人工物、トイレや台所にまでも神さまが宿るとされています。
3. 鳥居はなぜあるの?
神社を表すシンボルでもある「鳥居」は、神社の内と外を分ける門の役割をもっています。内側は俗世から隔てられた神の領域のため、参拝する際には鳥居の前でお辞儀をするのがマナー。また鳥居の下をくぐる時には、参道の中央を通らない方が良いとされます。参道は神の通り道であり、その邪魔をしてはならないと考えられているからです。
4. 神社の参道に玉砂利が敷かれている理由
参道に敷き詰められている砂利を「玉砂利」と言います。言葉の意味は「魂のこもった美しい宝石のような小石」。神道は穢れを避け清浄を尊ぶ宗教であるため、境内をお祓い・お清めする意味が込められています。また、水たまりを防ぎ、雑草を生えにくくするなど、神前を清浄に保つ役割もあるとか。そんな清浄な石を踏むことによって身を清め、心を鎮め、神のもとへ祈りに向かうのです。
5. 奉納されたお酒はどこへ?
神道では神に対する感謝を示したり、神に祈願する際に物をお供えします。お供え物の中でもメジャーなのが「お酒」で、特にお祭りなどの際には、数多くのお酒が神社に奉納されます。奉納されたお酒は神前に供えられたあと、神職および参列者に振る舞われます。お供えしたお酒には神の加護が宿り、それを口にすることで、神と人とが一体になるという思想が背景にあります。
6. 日本にある神社の数は?
全国にある神社の数は約88,000社以上と言われています。多くの参拝客が訪れる有名なところから、地元住民しか知らないような小さなものまで、その規模はさまざま。中でも「有人神社(神職者が常駐している神社)」は20,000社ほどだと言われ、神職者が複数の神社を兼務する形をとることが多いようです。地域別では神社の数がもっとも多いのが新潟県、一番少ないのが沖縄県といわれています。
7. 変わったご利益がある神社があるの知ってる?
神社のご利益といえば恋愛成就や商売繁盛などが有名ですが、なかには変わったご利益のある神社も。たとえば京都の「御髪神社」は髪を司る神さまを祀る神社で、切った髪の毛を献納すると頭髪にまつわるご利益があると言われています。神奈川の「座間神社」境内の「伊奴寝子社」はペットにご利益のあることで有名。その他にも、快晴祈願で人気の東京の「気象神社」や、宝くじにご利益があるとされる佐賀県の「宝当神社」など、一口にご利益といっても千差万別です。
調べれば調べるほど、深く楽しめるようになる「神社」。ぜひ今回の記事を参考に、色々な神社に足を運んでみてくださいね!
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