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神々が宿る土地「奈良」にあるパワースポット5選
古来、都が置かれ栄えた「奈良」には、神々が宿るパワースポットが数多く存在します。今回の記事は、中でもおすすめのスポット5選をご紹介します。
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1. 大神(おおみわ)神社
奈良のパワースポットといえば外せないのが、三輪山をご神体としてまつるこちらの神社。日本有数の古社であり、歴代の朝廷が篤く崇敬した「二十二社」のうちのひとつです。広大な敷地を有する境内は木々がうっそうと生い茂っており、厳かな雰囲気。拝殿だけでなく、智恵の神をまつった「久延彦(くえひこ)神社」や病気平癒・健康の神をまつった「狭井(さい)神社」など、参拝したい社がたくさん配されています。拝殿に向かう前に、心と体を祓い清める「祓戸神社」に参拝するのがマナーとされているので、ぜひ最初に立ち寄ってくださいね。
2. 三輪山
大神神社のご神体である、日本神話にも登場する格式高い山。一木一草にいたるまで神が宿ると畏敬される聖域で、かつては禁足地でした。現在では大神神社境内の狭井神社で受付すれば登拝可能。大神神社に参拝したらぜひとも登拝したい場所です。ただし撮影禁止や飲食禁止など厳しいルールがあるのでご注意を。登拝料は300円(団体申込不可)、登拝には2時間~3時間かかります。また、訪日観光客は下記の条件を満たすことが必須です。
(1)日本人ガイドの付き添いがいること、または日本語が堪能で、神社スタッフの説明が十分理解できること
(2)日本国内経由で通話できる携帯電話を持っていること
3. 石上(いそのかみ)神宮
日本神話に登場する伝説の剣がまつられている古社であり、大神神社と同じく朝廷の崇敬を受けた「二十二社」のひとつ。拝殿裏には垣が張り巡らされた聖域があり、足を踏み入れることが許されない禁足地となっています。古くから和歌に詠まれ愛されてきた地でもあり、木々に囲まれた境内はすがすがしい雰囲気。またニワトリが暁を告げる神の使いの鳥として神聖視されることから、ニワトリが放し飼いにされていて、触れ合うことができます。
4. 龍穴神社・妙吉祥龍穴
奈良の宇陀市は、鬼や仙人などの伝承が残る土地。数多くの見どころが存在しますが、中でも注目したいパワースポットが龍穴神社と、その上流に位置する妙吉祥龍穴です。こちらの神社は奈良時代(710年~794年)から平安時代(794年~1185年)にかけて、朝廷からの勅命により雨乞いの神事が行われていた古社。まつられているのは水を司る神「龍神」で、妙吉祥龍穴に住むと伝わっています。妙吉祥龍穴は古代から神聖視されてきた洞穴。昼間でも薄暗く、ひんやりとした空気が漂っていて、神秘的な雰囲気を味わえます。
5. 桃尾の滝
木々がうっそうと茂る山中にある高さ約23mの滝。密教(仏教の一種)や修験道(山へ籠もって厳しい修行を行う宗教)における修行の場として知られる地です。現在でも霊験あらたかとされていて、滝行をする人が後を絶たないパワースポット。また古くから和歌に詠まれた景勝地でもあり、四季折々の姿を楽しむことができます。ハイキングコースの一部でもあるので、奈良の自然を満喫したい人にオススメ。
いかがでしたか?歴史が古く自然あふれる奈良の地には、有名無名を問わずさまざまなパワースポットがあります。みなさんもお気に入りの場所を見つけてみてくださいね。
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