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古き良き日本の原風景に出会える!飛騨高山の歩き方

昔ながらの美しい町並みが楽しめる飛騨高山は観光地として人気のエリア。なかでも今回は、街の歴史や人々の暮らし、今なお受け継がれる伝統文化などが感じられる、おすすめ観光スポットをご紹介します。

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さんまち通りの古い町並み散策

飛騨高山観光の定番といえば「古い町並み」。かつての城下町の中心地・商人の町として栄えた上町、下町にある3筋の町並みの総称です。特に上一之町、上二之町、上三之町のあたりは「さんまち通り」と呼ばれる伝統的建造物群保存地区。美しい町家の出格子が連なる情緒ある風景が広がっています。
通りには造り酒屋や駄菓子屋、伝統工芸の店などがズラリ。高山名物・みたらしだんごや飛騨牛の串焼きなどの食べ歩きを楽しみながら散策が楽しめますよ。





高山陣屋を見学

「陣屋」とは、江戸時代(1603年〜1867年)の役所のこと。幕末(19世紀半ば)には全国に60数ヵ所あったと言われる郡代・代官所(幕府直轄領の収税、金銭の出納などをつかさどる役人が治政を行う場所)のなかでも唯一、主要建物が残っているのがこの「高山陣屋」なんですよ。
チケット窓口もしくは電話で申し込めば「外国語(英語)ガイド」の利用も可能(無料・日時によって対応不可な場合もあり)。30〜40分程度で見どころを案内してくれます。

入場料:430円





吉島家住宅を見学

「吉島家住宅」は、飛騨高山の町家建築を代表する国指定の重要文化財。1875年に一度焼失していますが、1907年に伝統技術の粋を集めて再建。繊細で女性的な美しさが特徴なんですよ。
玄関を入ってすぐのところは高窓のある大きな吹き抜けになっていて、差し込む光が梁や柱などを照らすとともに情緒ある陰影を演出。座敷や中庭、土蔵などがあるほか、日本建築とともに美術作品が楽しめるギャラリースペースも設けられています。

入場料:大人500円、小中学生300円





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飛騨民俗村で大自然と古民家を満喫

「飛騨民俗村」は、昔ながらの飛騨の暮らしを再現した集落博物館。「民俗村」エリアとそこから約800m離れた「飛騨の里」エリアがあり、移築・復元された古民家や生活に欠かせない民具などが見学できます。
民俗村にあるのは、築300年以上、飛騨に現存する最古の民家「旧野首家住宅」。飛騨の里には、豊かな自然に囲まれながら30数棟の古民家が点在しているんですよ。また里内では、わら細工や刺し子(日本に古くから伝わる刺繍のこと)などの民具づくりや畑作の実演を見ることもできます(冬季を除く)。

入場料:大人700円、小中学生200円





Klook.com

宮川朝市で高山名物を探す

飛騨高山を訪れるなら「宮川朝市」も外せません!全国でも数少ない江戸時代から続く歴史のある朝市なんですよ。毎朝開催されているのもうれしいポイントです。
場所は、JR高山駅から徒歩10分ほど。市街地の中心部にある鍛冶橋から宮川に沿ってズラリとお店が並んでいます。購入できるのは、飛騨の伝統野菜や果物などの特産品や、自家製の味噌や漬物といった地元の名物。そのほか、手づくりの民芸品や地元クリエイターの作品など、多岐にわたっています。





いかがでしたか?風情ある町並みが今なお残る高山市街地は、「飛騨の小京都」とも呼ばれているんですよ。ぜひ訪れて美しい風景を満喫してくださいね!



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