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一度は訪れたい!深い歴史を感じさせる岩手の神社仏閣5選
世界遺産・平泉を中心に、岩手には歴史深い神社仏閣が点在しています。今回の記事では、一度は訪れておきたい5つの有名神社・お寺をご紹介したいと思います。
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1. 中尊寺
世界遺産・平泉(仏国土(浄土)を表す建築・庭園及び考古学的遺跡群)の構成資産のひとつである有名なお寺です。創建は850年。その後12世紀のはじめに、戦死者への供養と平和を願って再興されたと伝わります。創建当初の姿を今に伝える国宝の建造物「金色堂」をはじめ、数多くの建築や絵画など貴重な文化財を所有。また、例年10月下旬~11月上旬になると見ごろを迎える「紅葉」の名所としても有名です。
2. 報恩寺
曹洞宗の古刹で、羅漢堂という建物に納められた木彫りの像「五百羅漢」が有名です。この像は仏教で供養尊敬を受けるにふさわしい聖人の姿を表しており、1731年から4年を費やして京都の9人の仏師の手によりつくられたもの。499体が現存し、造立年代や製作者まで明確に分かっている五百羅漢像は全国的にも珍しい例です。それぞれに異なる豊かな表情は見ているだけで楽しく、中にはマルコ・ポーロやフビライ・ハンの像もあるといわれるので、ぜひ探してみてくださいね!
参拝料:300円
3. 盛岡八幡宮
1680年建立の神社で、農業・工業・商業・学問・衣食住など人間生活の根源の神がまつられています。色鮮やかな彫刻がほどこされた朱塗りの社殿は、災害や風雪被害をうけて何度も再建が繰り返されたもの。その堂々たる風格で、県下一の大社として知られています。また、ぜひ試してほしいのが「ひょうたん」をモチーフにした厄払いセット(1,500円)。ひょうたんに3回息を吹き入れてフタをし、神社にあるひょうたん掛け所にそのまま置いて帰ることで、厄難災難を封じ込めるといわれています。セットのお守りは持って帰りましょう。
4. 達谷窟(たっこくのいわや)毘沙門堂・別當達谷西光寺
有名な武将・坂上田村麻呂(758年~811年)が108体の毘沙門天をまつったとされる場所。お寺の境内全域が史跡指定を受けており、1200年もの歴史を誇る岩窟「達谷窟毘沙門堂」が有名です。こちらは岩壁にめり込むように建てられており、現在のお堂は5代目で1961年に再建されたもの。度重なる火災により、当時納められた毘沙門天は残っていませんが、平安時代(794年〜1185年)に造られた「丈六不動明王像」や、岩壁に彫られた「岩面大佛」など多くの見どころがあります。
拝観料:300円
5. 清水寺
花巻市にある古刹。京都の清水寺、兵庫の清水寺が連なる日本の三清水の1つとして数えられているお寺です。先ほどもご紹介した武将・坂上田村麻呂が、807年頃に観音像を安置したのがはじまりとされています。観音像がまつられたお堂や、2階部分へ自由に上ることができる楼門など数多くの見どころがありますよ。意外と穴場スポットなので、ゆっくり散策を満喫できるかもしれません。
いかがでしたか?歴史のある神社仏閣は、参拝するとパワーをもらえそうな場所でもあります。ぜひ東北を旅する際には立ち寄ってみてくださいね。
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