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訪れる前に知っておきたい!京都府の基礎知識

訪れる街の特色を知っていれば、旅はさらに楽しくなりますよね!そこで今回は国内随一の観光地「京都」についてをご紹介。この記事を読んで知識を深めてみてくださいね。

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京都府はこんなところ

歴史

京都の歴史のはじまりは、8世紀までさかのぼります。現在の京都府南西部に建都された「恭仁京」や「長岡京」を経て、794年、現在の京都市中央部に位置する「平安京」に遷都。その後、千年以上にわたって都が置かれ、時代とともに大きく発展していきました。京都市内は縦横に走る通りが碁盤の目状に広がっているのが特徴ですが、それは平安京の区画整備が元になっているんですよ。永きにわたり日本の中心地として繁栄するなかで、今なお受け継がれる雅な文化が深まり、暮らしの隅々にまで浸透。東京に首都が移った今でも日本の伝統文化を象徴する街として、多くの観光客を迎えています。

気候

三方向を山に囲まれた盆地地形の京都市は、夏の蒸し暑さや、底冷えするような冬の寒さが特徴。春と秋は晴れの日が多く比較的穏やかな気候ですが、昼夜の寒暖差が大きいので要注意です。年平均気温は15.9℃、年間降水量は1491.3mmです。舞鶴市などの日本海側は、夏は暑く冬には雪が多い気候。年平均気温は14.5 ℃、年間降水量は1826.6 mmです。

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気質

かつて千年以上もの間、都がおかれていたこともあり、京都人のプライドの高さは日本一。観光客が多い街なので他の地域から来た人にも寛容ではありますが、本音と建前を使い分ける人が多く、排他的な一面があると言われることも。歴史ある古都の伝統が守られてきたのも、そんな県民性のなせる技です。

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方言

京都には豊かな表現と独特の響きを持つ「京ことば」があります。現在はほかの関西弁との大きな違いはなくなってきましたが、昔は同じ京ことばでも職業によって使う言葉が違っていたんですよ。なかでも今も耳にするのは「いらっしゃい」を意味する「おこしやす(okoshiyasu)」、上品で明るく晴れやかな様を表す「はんなり(hannari)」など。京都市内の道を北に行くことを「あがる(agaru)」、南に行くことを「さがる(sagaru)」と言います。





交通アクセスガイド

京都府までのアクセス

京都府の玄関口となるのは新幹線も乗り入れる「京都駅」。東京駅から約2時間15分、名古屋駅から約35分、博多駅からは約2時間45分でアクセス可能。また京都府に空港はありませんが、「関西国際空港」からの直通列車「関空特急はるか」やリムジンバスがあるのも便利。「伊丹空港」からも直通バスが出ています。大阪駅から京都駅までならJRで約30分でアクセスできます。

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府内での交通手段

あちこちに観光スポットが散らばる京都市内では、小回りのきくバスが便利。ただし渋滞が発生することも多いので、地下鉄やJR、私鉄との併用がベストです。なかでも市内東部を南北に移動するなら京阪電車、嵐山方面に行くならJR線や阪急電車の利用がおすすめ。京都市外の移動はJRが基本です。





代表的な観光スポット

1日ではまわりきれないほど、見どころは満載。寺社仏閣を中心に、世界文化遺産に登録されている文化財も数多く点在しています。なかでも人気なのは黄金色に輝くお寺「金閣寺」や、豪華絢爛な建築や庭園を有する「二条城」、国宝の本堂が有名な「清水寺」など。そのほか、朱色の鳥居がいくつも連なる千本鳥居が有名な「伏見稲荷大社」、竹林の道や寺院が多数点在する「嵐山」、風情ある町並みが続く「祇園」なども定番。北部まで足を伸ばすなら、日本三景に数えられる「天橋立」を訪れてみては?約3.2km続く砂嘴で、白い砂浜と青い松林の風景が美しいことで知られています。

食べておきたい名物グルメ

ユネスコ無形文化遺産に登録される和食。その原点となるのが、長い歴史のなかで育まれてきた「京料理」です。それは、旬の食材とだしを用いて、素材本来の味わいを活かして調理するのが特徴。盛りつける器も食材との大きさやバランス、色彩、質感などの調和を考えてセレクト。季節感や風情が感じられる、見た目も美しい料理です。料亭などで食べられるのでぜひ味わってみてくださいね。そのほか、豆腐をだしで煮て、醤油や薬味とともに食べる「湯豆腐」や、おめでたいときに食べる習慣のあった「鯖ずし」、京都府で生産された「京野菜」なども有名。京都が本場である「抹茶」「和菓子」も必食ですよ。





お土産にはコレがおすすめ

お土産には、伝統工芸品をセレクトしてみては?「京扇子」は、京都らしい雅な絵柄からモダンなデザインまで幅広く揃っているので老若男女問わずおすすめ。日本で古くから愛用されている「つげ櫛」も人気。自然の素材で作られた木櫛で、髪の静電気や汚れを除去し、ツヤを与えてくれるアイテムです。また、「よーじや」や「かづら清老舗」といった老舗のコスメは女性へのお土産に最適。日本画用の顔料・胡粉(ホタテの貝殻の微粉末)を使った爪にやさしいネイル「胡粉ネイル」もおすすめです。





「日本を旅するなら京都へも行ってみたい!」という方も多いのでは?この記事で知識を深めたら、実際に訪れて、風情あふれる古都の魅力を堪能してくださいね。



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