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自然豊かな風景が満載!のんびり旅を楽しめる東北のローカル線5選
自然豊かな東北には、のんびり旅が楽しめるローカル線がたくさん。今回は、なかでもおすすめの路線を5つご紹介。車窓を流れる風景を眺めながら、ゆっくりとした時間を満喫してみませんか?
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1. 五能線
秋田県・東能代駅〜青森県・川部駅間を結ぶJRの路線です。最も美しい景色が楽しめるのは県境あたり。海岸線ギリギリを走る列車の西側に奇岩に波が打ち寄せる日本海、東側に神秘的な白神山地の風景を望みます。ぜひ乗車したいのは、秋田駅(もしくは新青森駅・弘前駅)を出発し五能線に入る観光列車「リゾートしらかみ」。全席指定席なので運賃のほか指定席券(大人520円)も必要。秋田駅〜青森駅間が2日間乗り放題になる「五能線フリーパス(大人3,810円)」使用の場合も指定席券は必須です。
2. 会津鉄道
福島県会津若松市・西若松駅〜南会津町・会津高原尾瀬口駅間を結ぶ「会津鉄道」。城下町・会津若松の街並みや自然豊かな下郷町・南会津町の風景などが楽しめる、全国的にも有名な絶景ローカル鉄道です。おすすめは4月〜11月の土日を中心に運行されるイベント列車「お座トロ展望列車」。列車内には掘りごたつ式のお座敷席や開放的なトロッコ席、眺望抜群の展望席を用意。3つのビュースポットで停車してくれるのでゆっくりと景色が満喫できます。乗車には、乗車券のほかにトロッコ券(大人310円)が必要です。
3. SL銀河
岩手県を走る釜石線・花巻駅〜釜石駅間を運行するSL。有名な詩人であり童話作家の「宮沢賢治」が沿線を舞台に描いた物語「銀河鉄道の夜」をテーマにした列車です。沿線ののどかな風景を眺めながら、童話の世界も堪能できるんですよ。車内は賢治が生きた時代(1896年〜1933年)をイメージしたレトロなデザイン。ガス灯風照明やステンドグラスなどが施されています。彼の作品や彼が愛した東北ゆかりの品々を展示したギャラリーも設置。列車では世界で初めてプラネタリウムを搭載し、オリジナルプログラムを上映しています。運行は4月〜9月の土日が中心です。
4. 只見線
福島県・会津若松駅と新潟県・小出駅を結ぶ「只見線」。日本一紅葉が美しい鉄道路線1位に選ばれた鉄道ファンにも人気の路線です。車窓に映るのは、会津若松の城下町やのどかな田園風景。山間部では只見川に沿って何度も交差しながら走行します。特に景色が美しいのは会津桧原駅~会津西方駅間にある第1只見川橋梁のあたり。春は山桜、夏には青葉、秋は色鮮やかな紅葉が山々と川の水面を彩る景観美が楽しめます。真っ白な雪景色の中を進む冬の幻想的な風景もおすすめですよ。
※会津川口駅〜只見駅間は現在運行休止中ですが、2021年度を目処に全線開通予定
5. 北上線
岩手県・北上駅から秋田県・横手駅までの山間を結ぶ「北上線」。山の風景を眺めながら、のんびり旅が楽しめる路線です。いくつものトンネルを越えると突如姿を現すのが錦秋湖。ゆだ錦秋湖駅〜ほっとゆだ駅間には湖上をわたる錦秋湖鉄橋があり、水辺の緑とともに湖の景色が満喫できます。なかでも秋の紅葉の美しさは格別です。沿線には、ほっとゆだ駅内にある「ほっとゆだ」をはじめ、温泉スポットも豊富。ゆだ錦秋湖駅近くには洞窟風呂や露天風呂が楽しめる「穴ゆっこ」、ほっとゆだ駅から車で約15分の槻沢温泉には砂風呂が楽しめる施設もあります。
沿線にはローカル線だからこそ出会える景色が満載。運行本数は少ないですが、東北を訪れるならぜひ乗車してみてくださいね。
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