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訪れる前に知っておきたい!関東地方の基礎知識
訪れる地方の特徴を前もって知っておけば、旅はさらに楽しくなるもの。今回の記事では日本の首都圏「関東地方(東京都・神奈川県・千葉県・埼玉県・茨城県・栃木県・群馬県)」をご紹介します。
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関東地方はこんなところ
歴史
本州の南東部を占める関東地方。徳川家康が幕府を開いて(1603年)以来、日本の首都となった東京都、1192年に幕府が開かれた鎌倉や1859年に国際貿易港が開港された横浜を擁する神奈川県を中心に発展してきました。そのほか、水戸(茨城)、川越(埼玉)などをはじめ、各地に城下町として栄えた歴史などがあります。
気候
地域により違いはありますが、太平洋沿岸に位置することから、おおむね夏は雨が多く冬は乾燥する気候です。栃木県・群馬県・埼玉県北部では夕立による雷の発生が多い、群馬県北部では多く雪が降る、夏の内陸部では強烈な猛暑を記録することがめずらしくない、などの特性で知られています。
気質
首都圏という土地柄、多様な出自の人々が多く集まることから、概して互いにあまり干渉しあわない・主張をおさえるなど、比較的控えめな面を持つ関東人。個別には、気風の良い東京都民、新しいもの好きの神奈川県民、大らかな千葉県民、堅実な埼玉県民、理屈っぽいが骨のある茨城県民、素朴で誠実な栃木県民、短気だがやさしい群馬県民などと言われています。
方言
東京を中心にほとんどの人は、いわゆる「日本語の標準語」とされる言葉に近いものを話しますが、地域ごとに特色もあります。特に訛りが強いと言われているのは、栃木や茨城など北関東地域。アクセントや抑揚が少ない平坦な調子で言葉の終わりだけが尻上がりになる、語尾に「〜べ(〜be)」・「〜っぺ(〜ppe)」が付くなどの特徴があります。
交通アクセスガイド
各県へのアクセス
関東地方は、日本を代表する2つの国際空港「成田」・「東京(羽田)」からアクセスしやすいエリアのため利便性抜群です。空港から直接移動するなら、ダイヤ・エリアの範囲が広い「高速バス」や、各地に張り巡らされた「電車」を使うのが便利。東京駅や上野駅など主要駅にいったん電車で移動してから、東北・上越・東海道と複数路線がある「新幹線」を利用するのも良いでしょう。
交通手段
首都圏だけあって交通機関が発達しているため、各県内外への移動は簡単です。東京や神奈川であればJR・地下鉄などの電車が圧倒的に便利。そのほかの地域では、JR・私鉄などの電車、路線バスの利用がおすすめです。
代表的な観光スポット
東京であれば「スカイツリー」などの名所のほか、流行ファッションから最先端家電まで手に入る「渋谷」・「秋葉原」などのショッピングスポットが満載。神奈川であれば港町「横浜」や、古都の趣ある「鎌倉」などが有名です。そのほか、千葉なら海水浴などを楽しめる「房総半島」、埼玉には城下町の面影を色濃く残す「川越」、栃木であれば徳川家康の霊を祀る神社などがある「日光」、群馬なら温泉街で有名な「草津」、そして茨城には日本三大名瀑のひとつ「袋田の滝」など自然景観がたくさんあります。
※画像は鴨川市の海岸と町並み
※画像は川越(鐘つき通り)
食べておきたい名物グルメ
寿司・うなぎなど定番の和食から、世界各国の最新グルメまで楽しめる東京、ラーメン激戦区であり横浜中華街なども擁する美食エリア神奈川、海が近いことから新鮮な魚介料理を満喫できる千葉。さらに、茨城・水戸の健康食材「納豆」、埼玉・草加で作られる香ばしい堅焼きせんべい「草加せんべい」、栃木・宇都宮の「宇都宮餃子」、群馬・桐生の「ひもかわうどん(幅1.5〜10cmのものまである幅広麺のうどん)」など、各地に名物グルメがあります。
※画像は豚骨醤油ラーメン
※画像はひもかわうどん
お土産にはコレがおすすめ
日本を代表するショッピングエリア東京や神奈川では、やはり最新コスメや家電などを買いたいという方が多いのでは?そのほか、名産の食材を使った加工品で有名なのは、千葉のピーナッツやビワ、栃木の人気ブランドいちご「とちおとめ」など。美味しい銘菓などがたくさん作られていますよ。また、昔ながらの職人技が光る伝統工芸品をお求めなら、茨城の「桐下駄」や、1,300年の歴史を誇る埼玉・小川町の「和紙」、群馬・高崎の縁起もの「高崎だるま」などがおすすめです。
※画像は秋葉原電気街
※画像はとちおとめ
大都市から自然豊かな景勝地まで、さまざまな魅力にあふれた関東地方。ぜひ一度は旅してみてくださいね。
この記事に掲載されている情報は、公開時点のものです。