- 京都
- 観光
京都で行くべき神社仏閣の面白スポット5選
観光名所が多い京都では、誰もが行く有名な神社仏閣がたくさん。でも、それ以外にも見逃さないでほしい、ちょっと変わった魅力的なスポットもあるんです。そこで今回は、京都で行くべき神社仏閣の面白スポット5選です。
この記事にはアフィリエイトリンクが含まれている場合があります。アフィリエイトリンクを経由して購入された場合、あなたからの追加費用なしで私たちはコミッションを得る可能性があります。
1. 等覚山 愛宕念仏寺(とうがくざん おたぎねんぶつじ)「千二百羅漢」
1,200体もの羅漢が並ぶ、別名「千二百羅漢の寺」。羅漢とは、お釈迦様の弟子のことで、ここにある1,200体の羅漢には、同じ顔は一つもないんです。興廃を繰り返し廃れてしまった寺の復興を願い、1981年から10年かけて、一般の参拝者が自ら彫ったものなんです。笑っていたり穏やかな顔をしていたり、中には猫を抱いていたり、カメラを抱える羅漢さんもいたり。あれ?あの人に、自分に、似ているかもなんて思いながら個性豊かなほのぼのした羅漢さんを見ていると、あっという間に時間が過ぎてしまうでしょう。
2. 安井金比羅宮(やすいこんぴらぐう)「絵馬」と「縁切り縁結び碑(いし)」
あらゆる悪い縁を切り、良縁を結ぶパワースポット。境内に奉納された絵馬(願い事を書く札)には、病気やギャンブル、アルコールと縁を切りたいというものから、人間関係の縁を切りたい強い思いが感じられる怖すぎるものまで、さまざまな願いが書かれています。ひと際存在感を放つ札が貼られた巨石は、「縁切り縁結び碑」。形代(身代わりのおふだ)に切りたい縁、結びたい縁を書いて念じながら碑の中央の穴を一往復。表から裏へくぐるときに悪縁を切り、裏から表へくぐるときに良縁を結びます。最後に形代を碑に貼って終了。行列もできる人気スポットなんですよ。清水寺や八坂神社からも近いので、ぜひ立ち寄ってみてくださいね。
3. 浄土宗大本山・くろ谷 金戒光明寺(こんかいこうみょうじ)「アフロ仏像」
アフロヘアーにしか見えない!と話題の仏像。正式名称は「五劫思惟阿弥陀仏(ごこうしゆいあみだぶつ)」といいます。気の遠くなるような長い時間修行をした結果、髪が伸びて写真のような髪形になったといわれ、もちろん本当にアフロヘアーなわけではありませんよ。全国に16体しかないありがたい仏様なんです。参拝後は本殿でおみやげに金平糖(表面に突起がある小さな砂糖菓子)をどうぞ。じつはこの金平糖、商品名は「アフロ金平糖」。商品名からもわかるとおり、お寺も公認のアフロ仏像なんですね。
4. 単伝庵(たんでんあん)「らくがき」
お堂の壁に落書きができる、別名「らくがき寺」です。大黒堂の堂内の白壁には、さまざまな落書きが。「一番大事な願い事を、備え付けのペンで、白壁に書く」のがルール。白壁以外のところに書くのは厳禁ですよ。大黒堂を建て替えた時、地元の人が協力をしてくれたことから、その人たちの願いが大黒様に見えるようにお寺公認で落書きが始まったそうです。拝観は土日(9:00 am - 3:00 pm)のみ。それ以外は、予約が必要なのでご注意ください。
5. 錦天満宮「鳥居」
どうなっているのか?不思議な鳥居のある天満宮です。観光客が絶えない新京極通りと寺町通りの間にあるパワースポット。うっかり通り過ぎてしまうほど街になじんでいるので、鳥居が見えたら忘れずに見上げて。なんだか不思議。そう、鳥居の上の部分が建物に刺さっているんです。この建物の2階のお店からは貫通した鳥居の先を見ることができます(店舗なので観光目的での訪問は不可)。世にも不思議なこの光景、鳥居のある部屋のカーテンが運よく開いていたら外からも見えるかも。
京都には、超メジャーな寺社以外にも、まだまだ訪れるべきスポットがたくさん。今回はユニークな神社仏閣をご紹介しました。京都が初めての方も、何度も訪れている方も、京都の魅力にもっともっとはまってくださいね。
この記事に掲載されている情報は、公開時点のものです。