• 奈良
  • 観光

奈良・東大寺近くの観光名所!佐紀・佐保路で行くべき場所5選

奈良県・東大寺近くの佐紀・佐保路は、かつて貴族の邸宅や別荘が数多く建てられていた風光明媚なエリア。現在でも史跡や寺院が多数存在しています。そこで今回は、佐紀・佐保路で行くべきスポットを5つご紹介!

tsunaguJapanライターお薦め観光コンテンツはこちら!

この記事にはアフィリエイトリンクが含まれている場合があります。アフィリエイトリンクを経由して購入された場合、あなたからの追加費用なしで私たちはコミッションを得る可能性があります。

1. 不退寺

847年開基と伝わる古刹。古代の貴族住宅をしのばせる優美な佇まいをしています。有名な和歌の詠み手・在原業平(825-880年)にゆかりが深いことで有名。特に本堂内の本尊・聖観音菩薩立像は業平自身が手がけた仏像だとされています。境内にはほかにも多宝塔や南大門をはじめとする国指定重要文化財が多数存在。また辺りには約500種類以上の植物が植えられていて、見応えたっぷりですよ。

平常展拝観料:大人500円、高校生・中学生300円、小学生200円





2. 法華寺

奈良時代(710-794年)、全国に存在する国分尼寺を総括していたお寺。国分寺を総括していた東大寺と対をなす存在であり、1,250年以上の歴史を有しています。創建者の光明皇后(701-760年)は、貧困者や孤児のために社会福祉を充実させた人物。寺内の浴室(からふろ)は、1,000人もの人々の垢を流すために彼女が建立した蒸風呂です。また本尊の国宝・木造十一面観音立像は、皇后が蓮池を歩く姿を写したと伝えられています。ほかにも安産・厄除けのお守りである守り犬や、名園と名高い本坊の庭園などがありますよ。

本堂拝観料:大人500円、中学生300円、小学生200円
※御本尊御開帳時:大人700円、中学生500円、小学生300円





3. 海龍王寺

731年、光明皇后が仏教・仏法の伝来を願って建立したお寺。平城宮の鬼門(古代より不吉とされる北東の方角)を守護する役割を担っていました。また古くから旅行や留学の安全を祈願するスポットとしても有名。これは初代住持の玄昉が航海の最中、仏法を守護する善神・海龍王に助けられたという伝説があるためです。寺内には創建時から残る西金堂(重要文化財)と国宝・五重小塔があり、当時の建築様式を現代に伝えています。

拝観料:大人500円、高校生・中学生200円 小学生100円





tsunaguJapanライターお薦め観光コンテンツはこちら!

4. 平城宮跡(平城宮跡歴史公園)

710年から784年にかけての日本の首都・平城京の枢軸だったスポット。当時は天皇の住まいや官公庁などの重要施設が集中していました。現在でも当時の遺構が残っており、世界遺産に登録されています。最大の見所は復元された「太極殿」。正面約44m、側面約20mの規模を誇り、直径70cmの朱色の柱44本と屋根瓦約97,000枚を用いた堂々たる宮殿です。ほかにも復元された「朱雀門」や四季折々の顔を見せる「東院庭園」も必見。また2018年3月には「天平みはらし館」などの複合施設がオープンし、より一層楽しめるスポットとなっています。





Klook.com

5. 秋篠寺

780年頃に建てられた奈良時代最後の官寺(国営の寺院)。平城京西北端の雑木林の中に佇んでいます。国宝の本堂や25体の仏像などが見所。特に国指定重要文化財の伎芸天像は「東洋のミューズ」とも称される優美で写実的な仏像です。諸技諸芸の守護神としての信仰を集め、多くの芸術家や芸能人から慕われています。

拝観料:高校生以上500円、中学生以下無料





いかがだったでしょうか。東大寺観光を予定している方は、ぜひ佐紀・佐保路エリアにも足を運んでみてくださいね。



この記事に掲載されている情報は、公開時点のものです。

ライター紹介

W.JAPAN
W.JAPAN
  • tsunaguJapanライターお薦め観光コンテンツはこちら!