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役立つ!関西国際空港から大阪中心部への交通手段まとめ

日本を訪れる際、関西国際空港を利用する人も多いですよね。そこで今回は、空港から大阪中心部へのアクセス方法をリストアップ。状況にあった交通手段とその所要時間、料金などをご紹介します。

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関西国際空港って?

大阪南部・泉州沖に造られた、世界初の完全人工島からなる海上空港。24時間運用でき、23か国82都市(2017年冬時点)を結んでいます。
ターミナルは「関西空港駅」直結の「第1ターミナル」がメイン。LCC専用の「第2ターミナル」は約4km離れた場所にあり、第1ターミナルと関西空港駅に直結のエアロプラザ(ホテルや飲食店などからなる複合施設)から運行している連絡バス(無料)で移動できます。

空港から大阪市内への交通手段

空港から大阪中心部への主な交通手段は、鉄道(JR線・南海電鉄)、リムジンバス、タクシーの3つ。鉄道はいずれの路線も第1ターミナル2階から連絡橋で駅と直結。「はるか」や「ラピート」などの特急列車には、大きな荷物を収納するスペースも完備されているので、ゆったりと乗車することができます。なお、JAPAN RAIL PASSを使って旅する人は、パスで乗車可能なJR線の利用がお得です。

リムジンバス・タクシーのりばは、両ターミナルに完備されています。リムジンバスを利用する際は、のりば近くの券売所で事前に乗車券の購入を。第2ターミナルからの発車がない時間帯もあります。

新大阪への移動方法

鉄道(JR線)

交通費をなるべく安く抑えたいという方におすすめなのがJRの「関空快速」。「大阪駅」でJR「京都線」への乗り換えが必要ですが、同じJRの路線なので、改札を出ることなく乗り換えられます。所要時間は大阪駅まで約70分、大阪駅から新大阪駅までは約5分。料金は1,360円です。

乗り換えなし、かつ最短時間でアクセスできるのが、JR関空特急「はるか」。所要時間は約50分。料金は乗車券1,360円+特急券(970円〜)です。座席は普通車自由席(特急券970円)、指定席(特急券1,490円)、グリーン車(特急券2,250円)の3タイプからセレクトできます。

リムジンバス

1日1便ですが、リムジンバスも乗り換え不要で楽に移動できます。料金も1,550円と、経済的。第1ターミナルから乗車するなら所要時間約80分。第2ターミナルからなら約90分。JR・地下鉄の新大阪駅と連絡しているバスターミナルに到着します。

タクシー

ほかの方法に比べて料金は高くなりますが、タクシーという選択肢も。時間や交通状況によって異なりますが、所要時間60分、料金1万8,220円(高速・連絡橋代含む)が目安です。

大阪(梅田)への移動方法

鉄道(JR線)

大阪・梅田駅へも、JR線を使ってのアクセスがおすすめ。より短時間で行けるのは、JR関空特急「はるか」を利用するルート。直通ではないため「天王寺駅」でJR「大阪環状線」への乗り換えが必要です。料金は、乗車券1,190円+特急券(普通車自由席650円、指定席1,170円、グリーン車1,930円)。所要時間は天王寺駅まで約30分、天王寺駅から大阪駅までは約20分です。

JR「関空快速」なら、所要時間約70分。「はるか」よりも時間はかかりますが、乗り換えなしでアクセス可能。料金も1,190円と、安く抑えることができます。

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リムジンバス

大阪駅前までのリムジンバスは最大で1時間に4本。駅周辺にある「新阪急ホテル」や商業施設「ハービスPLAZA ENT」内のバスターミナルなどで下車することができます。24時間運行しているので、深夜に到着するフライトでも利用OK。料金は1,550円。第1ターミナルから乗車する場合、所要時間は約60分。第2ターミナルからなら約75分かかります。

タクシー

タクシーは定額運賃で利用可能。小型車なら1万3,000円(深夜・早朝は1万5,500円)、中型なら1万4,500円(深夜・早朝は1万7,000円)。所要時間は50分が目安です。

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難波への移動方法

鉄道(JR線・南海電鉄)

難波へは安くて早い南海電鉄での移動がベター。ただし、JAPAN RAIL PASSが利用できないので、パスを使って旅する方はJR線がおすすめ。南海なんば駅は街の中心部にありますが、JR難波駅は少し離れたところにあるので、目的地までの距離を確認しておくと安心です。

JR線なら、まず関空特急「はるか」に乗車。関西空港駅から約30分の「天王寺駅」でJR「大和路線」に乗り換えます。天王寺駅からJR難波駅までは約5分。パスを利用しない場合、乗車券1,060円+特急券(普通車自由席650円、指定席1,170円、グリーン車1,930円)です。

南海電鉄なら「南海なんば駅」まで特急「ラピート」で1本。所要時間約35分と、全交通手段のなかで最速の方法です。料金は乗車券920円+特急券510円。座席は全席指定。4列のレギュラーシートのほか、よりゆったり座れる3列のスーパーシート(特急券720円)もあります。

なお、時間よりも安さを優先したいという方は南海電鉄「空港急行」の利用がおすすめ。料金は920円、所要時間は約45分。乗り換えなしでアクセスできます。

タクシー

難波へは定額運賃でタクシーが利用できます。小型車なら1万3,000円(深夜・早朝は1万5,500円)、中型なら1万4,000円(深夜・早朝は1万6,500円)。所要時間は50分が目安です。

リムジンバス

6:00 amすぎから11:00 pm近くまでは、JR難波駅直結の「OCAT」バスターミナルまでリムジンバスが運行しています。料金は1,050円。第1ターミナルからの乗車なら、所要時間は約50分。第2ターミナルからなら約60分かかります。空港とバスターミナルの間の移動は楽ですが、降車後の目的地によっては距離のある場合もあるのでご注意を。

深夜には難波の中心部にある「南海なんば駅」まで、バスが2本運行しています。料金は1,550円。第1ターミナルから乗車する場合の所要時間は約60分。第2ターミナルからなら約75分かかります。

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USJへの移動方法

鉄道(JR線)

USJの最寄り駅「ユニバーサルシティ駅」までは、JR線でアクセスできます。関西空港駅から「関空快速」に乗り、「西九条駅」まで約65分。西九条で「ゆめ咲線」に乗り換えて、約5分でユニバーサルシティ駅に到着します。料金は1,190円。USJまでは、徒歩5分ほどで到着します。

リムジンバス

8:40 amから4:30 pmの間なら、リムジンバスも利用できます。料金は1,550円。第1ターミナルから乗車する場合、USJまでの所要時間は約70分。第2ターミナルからなら約80分かかります。
夜間にはUSJ隣接の複合商業施設「ユニバーサル・シティウォーク大阪」までの便も2本あるので、施設内のホテルに宿泊予定の方に便利です。

 

いかがでしたか?関西国際空港から大阪中心部へ移動する際は、事前にこの記事をチェックして、目的地やスケジュール、荷物の多さなど、状況にあった方法をセレクトしてくださいね。

 

この記事に掲載されている情報は、公開時点のものです。

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