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砂丘からアニメの聖地まで見どころ満載!鳥取のおすすめ観光スポット7選
日本最大級の砂丘で有名な鳥取県には、ほかにも大自然や伝統文化を満喫できるスポットや、世界的にも人気を集めるアニメの聖地まで、魅力的な観光地が数多くあります。今回は、鳥取観光で訪れたいおすすめスポット7選をご紹介します。
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1. 鳥取砂丘
いまや鳥取県の代名詞といえるほど有名な「鳥取砂丘」。鳥取市の日本海沿岸に東西約16km、南北約2.4kmにわたって広がる海岸砂丘で、その中心部は国の天然記念物に指定されています。「馬の背」と呼ばれる急傾斜の砂の峰や円弧を描くようにくぼんだスリバチ状の地形、風が砂につくりだす美しい風紋など、日本最大級の砂丘ならではの見どころが満載です。
景観を楽しむだけでなくアクティビティも充実。砂の上を走れる自転車「ファットバイク」やスノーボードに似た「サンドボード」のほか、「パラグライダー」は障害物のない砂丘の特徴を生かし、初心者でも安心してフライトできると人気です。らくだの背に乗って楽しむ遊覧やらくだとの記念撮影も欠かせませんよ。
入場料無料
2. 天の真名井(あめのまない)
「天の真名井」は、環境庁が選ぶ「名水百選」にも名のあがる山陰を代表する湧き水の名所。水源地まで遊歩道が整備されており、緑に囲まれた風景や清流のせせらぎに心癒やされながら歩くことができます。たどり着いた水源地にあるのはニジマスが泳ぐ美しい池。水は驚くほど澄み切っており、底の苔や藻まで見通せるほど。その手前にある水車小屋も見どころのひとつで、苔むした茅葺屋根や今なお現役で動く水車の響きが、古き良き日本の里山の風景の中へと誘いこんでくれます。
湧き水は持ち帰りも可能。水源地から少し離れた駐車場で手軽にくむことができます。
3. 白兎神社
美しい白兎海岸に面した小高い丘の上に位置する「白兎神社」。神話「因幡の白うさぎ」の舞台として日本最古の書物「古事記」に登場する、由緒明らかな神社です。神話にちなみ、皮膚病や傷に効く神社とされているほか、神話のなかで白うさぎが大国主と八上姫の縁をとりもったことから、縁結びの神様ともいわれ、日本初のラブストーリー発祥の地として「恋人の聖地」にも認定されています。白うさぎみくじや縁結びお守りなどかわいらしい授与品も多く、神社の印章を集められる御朱印帳も、二羽の白うさぎが描かれたデザインが好評です。
神社の近くには、「御身洗池(みたらしいけ)」や「淤岐ノ島(おきのしま)」など神話を想像させる舞台がいまも数多く残っています。
4. 三佛寺投入堂
垂直に切り立った岩壁の窪みに建てられた「三佛寺投入堂」。鳥取県のほぼ中央に位置する三徳山に境内をもつ天台宗の古刹、三佛寺の奥院で、国宝にも指定されています。急峻な崖を足場にし、お堂の上にも岩が張り出している投入堂の驚異的な建立方法は今もって謎に包まれていますが、伝承によれば、修験道の開祖、役小角(えんのおづの)がふもとでつくったお堂を法力で手のひらにのるほど小さくし、絶壁の岩窟に投げ入れたといわれています。
三佛寺から投入堂までの道のりは、途中に鎖伝いの場所もある険しい登山道。間近で参拝する場合は、必ず登山靴を用意しましょう。登山に不安があれば、ふもとにある「投入堂遙拝所」からも遠望できます。
入山料:大人800円、小人(小・中学生)400円
5. 浦富海岸(うらどめかいがん)
「浦富海岸」は、鳥取県の最北東端を東西に約15kmにわたって延びる海岸線。日本海の荒波と風雪によって削られた洞門や洞窟、断崖といった荒々しい景観と、透き通った美しい海に白砂の渚、青い松が見事なコントラストを見せてくれる景勝地です。海岸線に沿って整備された遊歩道を歩けば陸から風景を楽しめ、遊覧船に乗れば潮風を感じながらより間近に洞門や洞窟を鑑賞できます。特に、トンネルのように穴が貫通した洞門のある小島「千貫松島(せんがんまつしま)」は、てっぺんに一本松が生えた浦富海岸を代表する景色のひとつ。ぜひ見ておきたいスポットです。
6. 白壁土蔵群
倉吉市を流れる玉川沿いに立ち並ぶ「白壁土蔵群」。江戸(1603年~1867年)や明治(1868年~1912年)期の建物が中心で、上半分は白の漆喰仕上げ、下半分には杉焼き板、屋根には赤瓦が使われたレトロな外観が特徴です。かつては造り酒屋や醤油屋として利用されましたが、現在は土産物店や喫茶店、ギャラリーなどに生まれかわっており、情緒あふれる町並みを散策しながら、買い物や食事を楽しめます。土蔵は正面だけでなく裏側も必見。一軒一軒の戸口にゆるやかに反った一枚石の石橋が架けられた姿が、独特な景観美を生み出しています。伝統工芸品の着物をレンタルして着替えれば、町歩きがさらに楽しくなりますよ。
7. コナンの里
鳥取県東伯郡北栄町は、日本の人気アニメ「名探偵コナン」の原作者、漫画家・青山剛昌さんの出身地。町には作品に登場するキャラクターのブロンズ像やモニュメント、物語の舞台をモチーフにした施設などが数多く並び、全国で唯一、コナンに会える町として「コナンの里」という愛称で知られています。
町の起点となるJR由良駅は「コナン駅」と呼ばれ、駅舎から待合室、電車に至るまでコナンづくし。駅から延びる「コナン通り」沿いには、「青山剛昌ふるさと館」や「米花商店街」、「コナン大橋」など、ファンにはたまらないスポットが盛りだくさん。ここを訪れれば、コナンの世界に心ゆくまでつかれますよ。
青山剛昌ふるさと館
青山剛昌さんの作品世界を体感できるミュージアム。青山剛昌さんの思い出の所蔵物や、これまで描いてきた原画(複製)や貴重な資料の展示が目白押しのファン必見の施設です。特に注目なのが、青山剛昌さんが漫画を描いている実際の仕事部屋の展示。部屋の散らかり具合まで忠実に再現されており、直前まで本人がそこで仕事をしていたかのような臨場感です。「名探偵コナン」の作中に登場する重要なアイテム「蝶ネクタイ型変声機」や「ターボエンジン付スケートボード」を体験できるコーナーもありますよ。
館内に併設されたお土産ショップ「コナン探偵社」では、鳥取限定のオリジナルグッズも購入できます。
入館料:大人700円、中学生・高校生500円、小学生300円、小学生未満無料
コナン通り
「コナン駅」から道の駅大栄までの約1.4kmの通りは、「コナン通り」と名付けられ、通り沿いにはキャラクターのオブジェや、漫画の表紙がデザインされた石のモニュメントなどが点在。マンホールの蓋やタイル、案内板に至るまでコナンが描かれており、通りの端から端まで、様々な表情のコナンを見つけながら散策を楽しめます。通りの真ん中に位置する橋は、架け替えのタイミングで「コナン大橋」に改名。欄干や照明灯などにアニメにまつわる装飾が施されています。
由良川が流れる風光明媚な場所なので、2時間200円で借りられるレンタサイクルでのんびりとめぐるのもおすすめです。
コナンの家 米花商店街、喫茶店ポアロ
「コナン駅」と「青山剛昌ふるさと館」のちょうど中間地点にあたる出会いの広場に、2017年3月にオープンしたのが「コナンの家 米花商店街」。ここに来たらまず、「工藤」と表札が出ている家のインターホンを押してみましょう。「名探偵コナン」のキャラクターが応答してくれる楽しい仕掛けになっています。
敷地内にある「喫茶店ポアロ」は、作中に登場する同名のお店をモチーフにした喫茶店。作品にちなんだ創作メニューや、自家製カレーなどが味わえます。店内で出されるコナンの絵柄がプリントされたマグカップは、商店街にある「コナン百貨店」でしか買えない限定品です。
いかがでしたか。今回紹介したのはいずれも、知名度はあまり高くなくてもあなどれないスポットばかり。鳥取を訪れた際はぜひ足を延ばしてみてくださいね。
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