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どら焼きは世界中で有名なドラえもんのおやつ!簡単レシピで手作りに挑戦!
「ドラえもん」のヒットで日本を代表するスイーツとなった「どら焼き」。ここでは、どら焼きについて名前の由来や起源、材料について詳しく説明しています。どこでも誰でも作れる簡単なレシピも併せてご紹介します。
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ドラえもんのどら焼きは日本伝統レシピだった
子供から大人まで愛されている日本の国民的アニメ「ドラえもん」のキャラクターの好物としても知られている「どら焼き」は日本の伝統的な和菓子です。今回は、そんなどら焼きについて名前の由来や起源、材料やレシピについて詳しく説明します。
どら焼きのレシピの起源は?名前の由来は?
どら焼きは、ホットケーキのような丸い皮2枚の間にあんこを挟んだ日本の素朴なお菓子です。また、あんことは、日本に古くから伝わる日本独自のスイーツで、小豆を砂糖で甘く煮たジャムのようなものです。
どら焼きの起源については諸説ありますが、弁慶という名前の有名な日本の武士が12世紀ころに発明したという説が有名です。弁慶が戦いで傷を負ったときに、介護してくれた一家に、お礼として小麦粉を水でといたものを焼いて、あんこを包んだものふるまった、と言います。この時、銅鑼(どら)という丸い形をした銅製の打楽器を熱して生地を焼いたから、どら焼き、または、どら焼きの丸い形が銅鑼に似ているからどら焼き、とも言われます。
ドラえもんが大好きなどら焼き
日本の国民的なアニメ「ドラえもん」では、主人公ドラえもんが大のどら焼き好き。ドラえもんが美味しそうにどら焼きを食べている表情は、見ている人まで食べたくなってしまうほど幸せそうに描かれています。
そして、ドラえもんが世界的にも大ヒットしたことで、どら焼きの知名度も上がりました。日本を代表する和菓子として、日本だけではなく、世界中で人気を博しています。ドラえもんが好きな人も、そうではない人にも、ぜひ味わってほしいスイーツです。
どら焼きのレシピはヘルシーな和菓子
どら焼きが伝統的なスイーツということはわかっていただけたと思います。国民から長く愛されてるのにはそれなりの理由があります。実は、日本伝統の和菓子の知恵を活かした材料とあんこを使った健康的な要素もあるのです。
オイルフリーのホットケーキ
どら焼きはホットケーキの皮に似ていますが、材料は主に小麦粉と卵と砂糖。バターなどの油分が入らないところが特徴的です。
しかも、普通のホットケーキは冷めると固くなりますが、どら焼きの皮は時間がたっても、もちもちして柔らかです。この秘密は、バターが入らないからだけではなくて、日本の和菓子作りの知恵を活かしているからです。
欧米のお菓子とは違って、ハチミツを入れて生地をしっとりさせたり、もち米の粉を入れて生地をもちもちさせたりするなど、和菓子の材料を使って工夫しています。
日本独特のヘルシーな小豆を使ったジャム、あんこ
どら焼きの具は、伝統的なあんこを使ったものが一般的です。あんこの材料は東アジア原産の小豆という小さな赤い豆と砂糖。
小豆の赤い色は命のシンボルともいわれ、良質なたんぱく質やビタミンなどのミネラル分や食物繊維などの栄養素を多く含んでいます。古くから日本人にとって欠かせない大切な食材として大切に伝えられてきました。最近では、豆類の中でも栄養が豊富なことが、ベジタリアンにも注目されているほどです。
数年前にどら焼き屋を舞台にした日本映画「あん」がカンヌ映画祭で上映されて好評を博し、どら焼きとともにあんこの知名度も世界的にアップしました。
人気のどら焼きの簡単レシピ
【材料】どら焼き5個分
小麦粉100g
水 50g
重曹 小さじ1/2
卵 2個
砂糖 80g
ハチミツ 大さじ1
あんこ(缶詰250g入り)1缶
【作り方】
1. ボウルに卵と砂糖、ハチミツを入れてよく混ぜる。重曹を小さじ1の水に溶かして、加える。
2. 残りの水も加え、ふるった小麦粉も加え、だまにならないように混ぜる。
3. 冷蔵庫に入れて30分くらい生地を休ませる。
4. フライパンかホットプレートを熱し、生地を丸くなるように入れる。表面がぶつぶつしてきたら、一気にひっくり返す。
5. どら焼きの皮2枚の間に、あんこを挟んでできあがり。
※皮がなるべく同じ大きさになるように焼くのがポイントです。
※フライパンは焦げ付かないテフロン性のものや、クレープ用の厚手のものをおすすめします。
どら焼きレシピ大活用!世界中で再現して楽しめる
どら焼きは日本を代表する和菓子ですが、ご紹介したレシピでは、小麦粉、卵、砂糖で、はちみつなど、世界中どこででも簡単に手に入る材料を使っておいしく作ることができます。普段、お菓子作りをしない人でも、ホットケーキの要領でフライパンさえあれば気軽にチャレンジできます。
あんこの代用でレシピのアレンジが広がるどら焼き
あんこは、最近では缶詰やパック入りのものがスーパーやコンビニなどで簡単に手に入ります。日本以外の国でも日本人が多い都市では、日本食材店などでは市販のあんこを扱っているので手軽に作れますね。
もしあんこが手に入らない場合は、身近に手に入るもので代用できます。たとえば、生クリームやカスタードクリーム、チョコレートを使った欧米風のどら焼きも美味しいこと間違いなし。ココナッツクリームを入れた東南アジア風やマスカルポーネチーズを使ったイタリア風や、マロンクリームを使ったモンブラン風など、身近に手に入る材料で、その国ならではのオリジナルバージョンを作っても楽しいですね。
日本で愛され続けてきた伝統的なスイーツ「どら焼き」。どこでも手に入る材料ばかりなので、ぜひ自宅でも日本の思い出に、どら焼き作りにチャレンジしてみてくださいね!
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