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お土産にピッタリな日本の調味料5選!個性豊かな七味から変わり醤油まで
日本を旅行したお土産に、調味料を買ってみませんか?今回ご紹介する調味料は、地域によって特色のあるものばかり!普段の食材や料理にちょっと足すだけで、旅行中に食べたあの味が再現できますよ。
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実際に何が入っている?「七味」
七味とは「七つの味」と書き、乾燥した唐辛子の粉末をはじめとして7種類のスパイスで作られたもの。唐辛子だけのものは「一味」と呼ばれます。うどんやそば、漬物、炒め物などに振りかけて辛味や香りを加えます。
コンビニやスーパーでも購入できるほど、七味は一般的なスパイス。しかし、せっかくお土産に買うなら「日本三大七味」と呼ばれる七味の名店、東京・浅草の「やげん堀(唐辛子、焼唐辛子、黒胡麻、山椒、陳皮、けしの実、麻の実)」、京都・清水の「七味家本舗(唐辛子、山椒、麻の実、白胡麻、黒胡麻、青のり、青紫蘇)」、長野・善光寺の「八幡屋礒五郎(唐辛子・山椒・生姜・麻種・胡麻・陳皮・紫蘇)」の七味はいかがですか?
2種類の唐辛子で辛さに深みを出した「やげん堀」、唐辛子以外は全て香りを持った素材の「七味屋本舗」、生姜を効かせた「八幡屋礒五郎」。どれも料理の味をさらに引き立てる名脇役です。
※陳皮:みかんの皮
地域によってバリエーションはさまざま「味噌」
味噌と一口に言っても、見た目や味、材料はその土地によってさまざま。材料により大きく分けると、大豆に米麹を加えたもので日本各地で作られる「米味噌」、大豆に麦麹を加えたもので 九州、 四国、 中国地方など主に西南部で作られる「麦味噌」、大豆のみを原料として愛知県など主に日本の中部で作られる「豆味噌」の3種類があります。ただし 関西を中心に好まれている白色で甘口の「白味噌」が、辛口で赤い「仙台味噌」と同じ材料で作られているように、材料は同じでも製造方法によって味や見た目が大きく異なります。
旅先の土地で愛されている味噌を調べて、スーパーなどで購入してみましょう。お土産に持って帰ったら、味噌汁はもちろん、サラダや蒸し野菜にディップするのもおすすめ!
変わり種も?和食に欠かせない「醤油」
和食作りに欠かせない「醤油」。蒸し大豆と小麦を細かくして麹菌を混ぜ、塩水を加えて発酵させたのちに絞り出して作られます。
「味噌」同様に「醤油」も日本各地で作られ、関東では味も色も濃くかつおだしに合う「濃口醤油」、関西では味もまろやかで色も薄く昆布だしに合う「淡口(薄口)醤油」、九州では独特の味わいの「甘口醤油」と多種多様。また、愛知県には日本一色の黒い「たまり醤油」と日本一色の白い「白醤油」が存在します。個性的な醤油を味わいたい方には「燻製醤油」もおすすめ。チーズやローストビーフにも合いますよ。
オールマイティに使える「ぽん酢」
「ぽん酢」とはもともと柑橘類の果汁とお酢を混ぜたものを指しますが、今では一般的に柑橘類の果汁とお酢、さらに醤油を足したものを「ぽん酢」と呼びます。
日本では鍋物のつけだれとして使うことが多いですが、他にも焼いた魚や肉、サラダ、マリネ、パスタなど幅広い料理に合いますよ。
他の調味料と同じく、北海道の「鮭醤油ポン酢」や沖縄の「シークヮーサーぽん酢」など、地域ごとに特色ある美味しいぽん酢はありますが、もしぽん酢好きなら関西で購入してみては?関西は一般的なスーパーでも売られているぽん酢の種類がとても豊富!使われている柑橘類も「かぼす」や「ゆず」などさまざまな種類があるので、何本か買って食べ比べると違いがはっきり分かります。
手軽に本格和食の味が楽しめる「だし」
旅から帰って自宅で和食を作ってみたいと思ったら、ぜひ「だし」を買いましょう。和食で使う「だし」の材料として代表的なものは「鰹節※」「煮干し※」「昆布」「椎茸」。それぞれの産地として有名な地域は「鰹節」なら 鹿児島県と静岡県、「煮干し」なら長崎県や香川県、「昆布」なら北海道、「椎茸」なら大分県です。これらの地域に旅行に行くなら、美味しい「だし」の材料が買えますね。
ちなみにそういった材料だけでなく、温めるだけの「液体だし」や、お湯に溶かして使う「粉末だし」も販売されています。「粉末だし」は軽くて小さいので、スーツケースに入れてもかさばりません。
※鰹節…カツオの身を煮てから燻し、乾燥させたもので、薄く削って使われる。乾燥させた状態からさらにカビ付け(発酵食品製造に使用する優良なカビ)をして再び乾燥させたものは高級品。
※煮干し…イワシなどの小魚を海水で煮て干したもの。
日本の味を再現するだけでなく自分の国の食材と日本の調味料を合わせてみるのも面白そうですね。ご紹介した調味料はスーパーやコンビニなどで手軽に買えるので、旅先でぜひ探してみてくださいね。その土地ならではの調味料にも出会えるかもしれませんよ!
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