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日本最大級の「鳥居」は〇〇m!?鳥居の大きい神社ランキングBEST5
日本の神社を訪れると「鳥居」と呼ばれる大きくそびえる門がありますよね。一体鳥居は何のためにあるのでしょうか?今回は鳥居について解説しながら、日本全国の大きい鳥居BEST5と周辺の観光スポット情報も併せてご紹介します!
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なぜ神社には鳥居があるの?
鳥居とは、神社などにある門のことを指し、神域と人間が住む領域を分ける境界線のような役割をしています。また、けがれたものが神域に入らないよう防ぐという意味でも建てられています。このようなことから、鳥居の内側は神聖な場所と考えられているため、鳥居をくぐる前に一礼するのが作法となっています。
日本にはさまざまな鳥居が存在しますが、大きく2種類に分けることができます。一つは、京都の有名観光地「伏見稲荷大社」にあるような「明神鳥居」といわれるもの。一番上の横柱が天に向かって反り返った鳥居です。
もう一つは、三重にある日本最大のパワースポット「伊勢神宮」にあるような「神明鳥居」といわれるもの。こちらは「明神鳥居」よりも古いタイプの鳥居で、横柱は平行に乗せられ、見た目もとてもシンプルな造りとなっています。神社を訪れる際は、本殿だけでなく鳥居にも注目してみてくださいね。
【第5位】鹿嶋神社 (兵庫) 26m
兵庫県にある「鹿嶋神社(かしまじんじゃ)」は、一願成就(一つの願いが叶うこと)や合格祈願にご利益があるといわれています。鹿嶋神社にある鳥居は、高さ26mで日本で5番目の大きさを誇ります。また一般的に鳥居は、石材や木材で造られていますが、こちらの鳥居は、チタンを使用した世界的にも珍しい鳥居として知られています。少し光沢感のあるユニークな風合いが楽しめますよ。ライター自身も一度自分の目で見てみたいと思う注目の鳥居です!
アクセス:JR姫路駅・加古川より鹿嶋神社行きの直行バスあり
鹿嶋神社の周辺には自然豊かな公園や神社がたくさんあります。鹿嶋神社から約3.5kmのところにある「曽根天満宮」は、学問の神様である菅原道真を祀っている神社として知られ、境内には道真本人が植えたとされる「曽根の松」がありますよ。
【第4位】最上稲荷 (岡山) 27.5m
岡山県にある「最上稲荷(さいじょういなり)」は、日本の三大稲荷大社のひとつとして知られています。稲荷大社とは、稲荷神(米の栽培に必要な稲の豊作にご利益のある神様)を祀る神社のこと。稲荷神社のシンボル的存在である大鳥居は、高さ27.5mで日本では4番目の大きさを誇ります。ライター自身も実際に見たことがあるのですが、日本の鳥居は色あざやかな「朱色」が主流である中、最上稲荷のような暗い赤みを帯びた「ベンガラ色」も、とても重厚感があり美しいと思いました。
アクセス:JR桃太郎線(吉備線)備中高松駅下車→タクシーで約5分
最上稲荷から車で約15分のところには、長さ約400mにも及ぶ回廊がある「吉備津神社」があります。国宝に指定された本殿の美しさも一見の価値ありです!
【第3位】彌彦神社 (新潟) 30.16m
新潟県にある「彌彦神社(やひこじんじゃ)」は、建立から2000年以上の長い歴史をもち、日本最古の歌集である「万葉集」にも登場する由緒ある神社として知られています。上越新幹線開通を記念して建てられた大鳥居は、高さ30.16mで日本で3番目の大きさを誇ります。鳥居越しに見える「霊峰弥彦山(れいほうやひこやま)」をバックに写真を撮れば、より荘厳な景色を収めることができますよ!
アクセス:弥彦線弥彦駅より徒歩約15分
彌彦神社を参拝したあとは、弥彦山ロープウェイに乗って山頂へ行ってみましょう!約5分で山頂まで到着します。おいしい空気を吸いながら、山頂からの美しい眺めを存分にお楽しみください。
【第2位】大神神社 (奈良) 32.2m
奈良県にある「大神神社(おおみわじんじゃ)」は、日本最古の神社といわれています。本殿はなく、後ろにそびえる「三輪山」がご神体(神が宿る場所)とされています。大神神社の大鳥居は、高さ32.2mあり日本で2番目の大きさを誇ります。1984年、昭和天皇が御親拝(参拝すること)されたことと、御在位(位につくこと)60年を記念して建てられました。とにかくその大きさに驚く人も多いのだとか。奈良で神社巡りをするなら絶対に外せないスポットです!
アクセス:JR桜井線三輪駅より徒歩約5分
大鳥居を上から楽しむなら「大美和の杜展望台」へ行くのがおすすめ!奈良の街並みにひときわ異彩を放つ大鳥居の優美な姿を見ることができますよ。
【第1位】熊野本宮大社 (和歌山) 33.9m
和歌山にある「熊野本宮大社」は、熊野三山(和歌山県南部にある大きな3つの神社の総称)のひとつ。この3社を参拝する道を「熊野古道」と呼び、世界遺産にも登録されるなど、熊野三山と共に注目を集めるスポットです。熊野本宮大社の鳥居は、高さ33.9mあり日本の中で最も大きい鳥居として有名です。訪れた観光客からは「すごい!」との声が上がるほどその迫力は圧巻です。歩いている人と対比しても驚異的な大きさだということが分かりますね。
アクセス:JR紀勢本線新宮駅→本宮大社方面行きバスで約60分
熊野本宮大社から約2kmのところには、日本最古の温泉「湯の峰温泉」があります。今からおよそ1800年前に発見され、昔、熊野を訪れた人々もここで疲れを癒したと言われている由緒ある温泉です。休憩がてら温泉に浸ってみるのもいいですね。
いかがでしたか?日本の神社を訪れる際は、鳥居の大きさや、色づかい、素材などに注目してみるのも意外とおもしろいかもしれません!
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