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唐揚げと合う日本酒はコレ!日本酒好きライターが選ぶおすすめ4銘柄
日本で唐揚げは、おかずとしてもおつまみとしても人気があります!そんな唐揚げには、どんな日本酒が合うのでしょうか?今回は唐揚げに合う日本酒4選をピックアップしました。
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唐揚げに合う日本酒はどんな日本酒?
唐揚げとは、鶏肉や魚、野菜などの食材に、小麦粉や片栗粉を薄くまぶして油で揚げた料理。中でも最も一般的なのは鶏の唐揚げで、醤油やニンニク、ショウガなどで下味を付けます。日本の定番の家庭料理で、近年は唐揚げ専門店もたくさんあり、おかずにもお酒のおつまみにも人気のメニューです。
では、唐揚げに日本酒を合わせるなら、どのようなお酒がいいのでしょうか?
日本酒は香味によって以下の4つに分けられます。
・「薫酒(くんしゅ・フルーティで軽い風味)」
・「爽酒(そうしゅ・軽快ですっきりした風味)」
・「醇酒(じゅんしゅ・濃い旨味やコク)」
・「熟酒(じゅくしゅ・長期熟成させた、複雑で濃い旨味と香り)」
このうち、唐揚げなど味の付いた揚げ物に合うのは「醇酒」。日本酒の製造方法でいえば、アルコールを添加せず、米と米麹、水だけを原料に造られた「純米酒」や、米や米麹をすり潰す伝統的な製法で造られた「生(き)もと」、天然の乳酸菌をじっくり時間をかけて増やしてる造られる「山廃(やまはい)」のお酒がおすすめです。
それではいよいよ、おすすめの日本酒4選をご紹介!
唐揚げの他に、ケンタッキーフライドチキンや台湾の唐揚げ「大鶏排(ダージーパイ)」との相性もいいので、ぜひ試してみてくださいね。
1. 大七 純米 生もと
生もと造りらしい豊かなコクと旨味があり、後味のキレもいい「大七 純米 生もと」。1752年創業の歴史ある蔵元で造られ、日本酒好きの間では「生もと造りの決定版」とも言われています。特に、常温や、40℃くらいの温度(ぬる燗(かん))で飲むと、濃い味わいがより引き立ちます。サーモンなど脂ののった食べ物との相性もいいですよ。
1.8L:2,780円(税込)
720ml:1,390円(税込)
2. 菊正宗 上撰
ミシュランシェフやソムリエによって成るiTQi(国際味覚審査機構)から、高品質な味わいの商品に贈られる優秀味覚賞の三ツ星を7年連続受賞した「菊正宗 上撰」。こちらも生もと造りのお酒で、口当たりがよく、調和のとれた飲みやすい味わいです。特に45℃くらいに温めると雑味がなくすっきりとした味わいに磨きがかかります。フルーティで爽やかな香りなので、揚げ物などと合わせるのにぴったりですよ。
1.8L:2,035円(税込)
720ml:861円(税込)
3. 玉川 純米にごり
イギリス人杜氏(とうじ・日本酒造りの現場を取り仕切る責任者)のフィリップ・ハーパーによる個性的な一本です。お米や酵母などの小さな固形物のオリがたっぷり入っているので、よく振ってから注ぎましょう。器に入れると、とろみの濃さと白いにごりに驚きますよ。
山廃仕込みの「玉川 純米にごり」は、45℃から55℃くらいに温めて飲むのがおすすめ。温めることで酸味や苦味がまとまって、やわらかな口当たりが楽しめます。濃厚な旨味を持ちながら甘すぎずすっきりとした味わいです。
1.8L:2,860円(税込)
720ml:1,430円(税込)
4. 大関 唐揚げと楽しむ大吟醸
ずばり、唐揚げのために造られたという、とてもユニークな名前をもつ日本酒です。唐揚げの肉汁と脂の旨味に合わせ、フルーティな香りとすっきりとした後味が特徴ですよ。
ちなみに今までにご紹介した純米酒や生もと、山廃ではなく、こちらは「大吟醸(だいぎんじょう)」という製法。米を磨いて雑味をなくし、米、米麹、水に醸造アルコールを加えて、キレのある後味を出しています。
500ml:698円(税込)
いかがでしたか?料理との相性から日本酒を選べば、普段手に取らない美味しい銘柄にも出合えるかもしれませんね!いつもの唐揚げがもっと美味しくなりますよ。
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